「なんかいい香りなんだけど何て説明したらいいかわかんない!」
ってことよくありますよね?
あるってことにしてください。
そこで今回はそんなときに役立つであろう本をご紹介します。
スポンサーリンク
香水本の決定版!
それがこちら。
ロジャ・ダブ, 新間美也監修『フォトグラフィー 香水の歴史』原書房, 2010.
私の最近のお気に入りの本です。
その名の通り、香水の歴史の本。
ちょっとお高めの本ですけど、ハードカバーでどっしりくる存在感があって非常に美しい本です。
縦:21.75cm
横:15.5cm
厚さ:2.25cm
内容は香水の歴史や、香料の種類や分類方法などの詳しい解説から、年代別に香水を主なブランドごとに解説しています。
こういった香水について一通り学べる本って実は結構珍しいのではないかと思うんですけど、この一冊は香水に関する基本的な知識はすべて網羅しているといっても過言ではないのではないでしょうか。
全279ページあるだけあって内容は盛りだくさんです。
特にアロマの勉強をされている方なんかは知識が共通している部分もあって大変興味深いと思います。
かくいう私もアロマ好きでして、特に興味深かったのは香りの分類の項(第5章)。
よくアロマテラピーなんかの本に載ってる分類方法として、ハーブ系とか柑橘系とか、樹脂系とか樹木系とかそんな言い方をしたりするかと思いますが、もっと細かく様々な分類方法があることをこの本で初めて知りました。
中でも特に私が気になったワードは「ヘスペリディックノート」
みなさん「ヘスペリディックノート」って聞いてパッとどんな香りか想像できますか?
おそらくこれを聞いて具体的な香りを想像できる方は相当香りについてお詳しい方だと思います。
ヘスペリディックノート・・・。
ヘスペリディックノート・・・。
何度も言いたくなります、
ヘスペリディックノート。
何度もどや顔して言いたくなります。
「あっそれヘスペリディックノートだね(どや顔)」
「マジヘスペリディックノートなんだけど(どや顔)」
「どんだけヘスペってる香水つけてんだよwwwww(どや顔)」
意味は、
だそうです。
他にも「シプレファミリー」「フゼアファミリー」「グルマンノート」「バルサミックノート」など様々な香りを表現する言葉があります。
意味を知りたい方は是非本を読んでみて下さいな。
スポンサーリンク
まとめ
どんな香りか言葉で表現するのって相当難しいことだと思うんですけど、この本を読んで、香りに関するさまざまなボキャブラリーを手に入れることができれば、記憶の中に佇むあんな香りやこんな香りも、言葉によって引き出すことができるかもしれません。
本格的に勉強しようと思えばその香りを再現することも可能でしょう。
写真も盛りだくさんで難しいことは分からなくても見ているだけで楽しく、何度読み返しても全く飽きの来ない本です。
アロマや香水に興味のある方はもちろん、そうでなくても楽しめる内容だと思いますので、是非みなさんチェックしてみてくださいね!
ではでは。
↓↓↓そんなあなたにおすすめ↓↓↓
コメントを残す