やり方, ブログ, 仕事効率化

やることがあり過ぎてやる気が出ない時はまずこの記事を読もう。

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やることリストが一向に減らない…

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やることがありすぎる。

特別忙しいというわけでは無いが、やることリストにはタスクが貯まる一方で、需要と供給が全く噛み合っていない。

仕事関係もあればプライベートなこともあり、あちらこちら面倒くさいことばかりが溜まっていく。

何も考えずに、ただただできそうなタスクからこなしていけば、何の問題も無くリストはさっぱりする。さりとて、また溜まっては、また面倒くさくなっては、また溜まっては、また面倒くさくなる。

もしも自分がタスク消化のために生まれた人造人間なのだとすれば、ただただ生産性高く、「面倒くさい」という概念すら忘れて目の前のことにただひたすら集中できるだろう。

銀行にも行けば郵便局にも喜んで行く。

時間が掛かるとわかっている作業も、喜んで夜から開始する。

気持ちすこぶる軽やかで何も考えずにただ行動する。

何も考えなくていいのであれば、面倒くさいとも感じないわけである。無の境地です。

そう考えたらまずはお寺に修行しに行くのがベストかもしれません。

最近そういえば宿坊なんかも流行っていると聞きます。

お寺で無のプロフェッショナルであるお坊さんたちと一緒に数日でもいいから修行すれば、頭すこぶる晴れやか、心も晴れやか、それどころか体も健康になっていることでしょう!

ということでリストに追加「宿坊」

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・・・。

そもそもなぜ面倒くさいと感じるのでしょうか?

まず考えるべきはその「やること」の量です。

あれもあればこれもあって、それもあればこれもある。その選択肢の多さこそがあなたを迷わせ、そしてやる気を奪っていく。

タスクが多すぎると葛藤を生みます。

時間が無いからまず最初に銀行へ行ったほうがいいか、それから買い物に行って、そして帰ってきてからちょっとだけ仕事をしよう。イヤでもまずはこの仕事を最初に終わらせてから…

葛藤の迷路に迷い込んでいる間にも時間は刻々と過ぎていきます。その悩んでいる時間ははっきり言って無駄です。

全ての仕事を終わらす最も効率の良い手順を考えているはずなのに、結果として時間だけが経過して、なんにも予定通りに終わっていない、なんてことはよくあります。

まず大事なのはそんな時間を無くすこと、選択肢を可能な限り減らすことです。

例えば今、画用紙が必要だとします。
今は夜、どこもお店は閉まっているため、休日の明日に東急ハンズで買おう。そう思い立ったとします。

ただその画用紙が必要なのは3日後、もしかしたら今からAmazonで注文したほうが速いし手間もかからないかもしれません。
わざわざ遠くの東急ハンズまで電車で行かなくても、Amazonで買ってしまえばそんな労力もなくなります。送料がかかる分、電車賃は浮くため料金的にはおんなじ程度です。

だったらAmazonでよくない?

そもそも行くのが面倒くさい。

でもやっぱり確実に欲しいから、とりあえずやっぱり明日行こう。

ーー次の日、休日、昼頃に起きるーーー

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「あ、そうだ画用紙買いに行かなきゃ。」

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クソめんどくせぇ。

そもそも僕は出不精。可能な限り外出はしたくない。ただし画用紙は必要で、至急とは言わないまでも、必要だ。買いにいけるのは今日ぐらいしか無い。Amazonで今から頼んでも、間に合うだろうけど、保証は無い。

「いや待てよ、そもそも画用紙必要か?」

そんなことを思い立ったらもう最後。いよいよ「やらない」という選択肢までも、やることリストにリストアップです。

そもそもやることリストなんてただの「やることリスト」です。所詮やることリスト。当然、まだやってません。

それをやるのは明日かもしれないし、明後日かもしれなければ、一生やらないかもしれません。

まずはそのスパンを短くすること。

最近のToDoリスト系のアプリは高機能なものが多く、様々なことが書き込め、フォルダ管理で階層つくって管理できたりします。

でもそんな奥底にしまったリストが再浮上することなどありえるのでしょうか?

作るのは「今日できること」以上。

そして「やらない」という選択肢を自分から徹底的に排除すること。

いざ目の前に並べてみると、面倒くさいと感じるかもしれません。

しかし、その「やらない」という選択肢を新たに作り出さず、その時点で、手札にあるカードのみで状況を切り抜ける工夫も必要だと思うわけです。

自由だからいいってもんじゃないです。

やりたくないという感情を持つことは構わない。しかし、やらないという選択肢を作らないようにすれば、意外と辛い状況でも打破できる。かもしれない。

人間の適応力ってすごいです。

選択肢が限られていると、物事の輪郭が見えてくる。

その輪郭の中で適応する、受け入れて我慢する努力をすれば、肉体的にも、精神的にも、いつの間にか慣れてしまっていることだってあります。

そんな時こそ、ネガティブな選択肢はすべて捨て去って、正面から堂々と、心を水のようにして、全てを心の中に溶け込ましましょう。