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フリック入力って本当に便利?
スマホと言えばフリック入力。
ガラケーの頃とは違い、カチカチトントン音を立てて入力する必要は全く無く、キーボードの画面を「フリック」動作することによって入力する方法です。
約7年前(2011年頃)に初めてスマホを持った当時から、今まで何の違和感もなく、親指をフリフリして、画面の中で喋っていたわけです。
事あるごとに親指をフリック。
LINEが来るごとに親指をフリック。
何十年かしたら日本人の親指は皆ムッキムキになっているのでは無いでしょうか?
もちろん日本語の入力に特化した入力スタイルであることには間違いありません。
しかし、
私はあなたに問いたい。
このフリック入力。本当に便利ですか?
僕の今のキーボード。
全然フリフリしてません。
使用しているのはAndroidのスマホ「Huawei P10 Lite」で、もちろんキーボードをフリック入力のレイアウトにすることは可能です。
一口にキーボードといってもいろんなアプリがあり、自分の入力スタイルや、背景に画像を設定するなど、それぞれの個性に合わせた設定にすることが可能です。
自分が使用しているのはGoogle日本語入力。
キーボードレイアウトの設定からは、
- フリック入力が可能な「ケータイ配列」
- キーボード配列が扱いやすい「QWERTY」
- フリック入力でローマ字入力ができる「Gobanキーボード」
の3種類から選択が可能です。
なぜこのGoogleのキーボードを使っているのかと言うと、ユーザー辞書をスマホとPC間で共有したかったというのがきっかけです。
普段使用しているPCはMacBookAirですが、Google日本語入力アプリをこちらでもダウンロードして、入力ソースをGoogleに設定すれば、オンライン上で、とはいかないまでも、その辞書ファイルをエクスポートまたはインポートすることが可能。
そのファイルをスマホに移すことによって、ユーザー辞書を共有することが可能になるわけです。
ユーザー辞書の共有は他にも様々な方法があるのかとは思いますが、自分としては今の方法が一番簡単で便利。
そんなこんなで数ヶ月前ぐらいから使い始めたわけですが、ついでになんか気分転換したいと思って、キーボードのレイアウトをすこし格好つけて、海外風な、いわゆるQWERTYレイアウトにしてみたわけです。
全体的にスッキリしている感じがしてなんかカッコいいし、こうすることによって、PCと同じ感覚で日本語のローマ字入力が可能になるわけです。
そして思った。
「こっちの方が使いやすくね?」
文字入力というのはスマホで一番シビアな部分です。
手紙で言うところのペン、喋りで言うところの声です。
人それぞれこだわりがあるものと思います。
フリック入力に特別不慣れというわけでもなかったですが、若干テンポが悪いのにイライラする事が多かった。
QWERTYのキーボードだと、
アタタタタタタタタタタタタタタ!!!!
っとスムーズに連続技を繰り出せるのに、フリック入力だと、
あ た た た た た た。
と、ちょっと鈍さが目立ちます。
テンポなんです。テンポが違うんです。
フリック入力だと親指一本なので、速さに限界があると思います。少なからず自分の場合は。
しかし、普通のキーボードレイアウトだと、片手での入力ももちろん可能ですが、両手だとめっちゃ速い。設定を変えればカタカタカタカタという音や振動も心地が良い。
横画面でも快適に操作でき、キーボードの操作感覚が養えて、慣れれば慣れる程に入力が楽に、そして速くなります。
中でもこのGoogleキーボード、英語版「Gboard」で感動したのはグラインド入力。
英単語を入力する際は、わざわざカチカチと入力する必要が無く、すら〜すら〜と画面上をなぞるだけで、英単語が入力できちゃうんです!
もちろん普段は日本語の入力しかしないですが、このなんとも滑らかなキーボード、一度触ると癖になります。ぜひとのこのグラインド入力でローマ字入力も可能にして欲しい所。
そんなわけでここ数ヶ月間はスマホのキーボードをQWERTYスタイルで貫いております。
何より親指に健康。若干ですが自分のスマホがおしゃべりになったような気分です。
「超オススメ!絶対やったほうがいい!!」とまでは言わないまでも、自分としては今までよりかはかなり快適。
フリック入力に疲れているそこの親指!
たまには違う入力方法を試してみるのもありなのではないでしょうか?
意外な発見があるかもです。
では。