これこれ、
サイズ感がいまいち微妙で、何に使っていいか悩んでいたバリ土産の「小さな箱」ですが、前回ピンクッションにしたらちょうど良さそうじゃね?っとひらめきました。
そこで今回はその制作の模様をお届けいたします。
全く同じ代物で作ることは難しいと思いますが、制作のご参考になればと思います。
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型紙の作図
まずこの箱の内寸は、
よこ 88mm
たて 45mm
深さ 30mm
です。
形は出来るだけ縫製カ所を少なくするために、袋状に作ります。
箱の包装をイメージすると分かりやすいかと思います。
そして制作した作図がこちら。
作図の順番は赤→黄→緑→青→紫
わかりやすく部分ごとに色を付けてあります。
1) まず針の刺さる表面を縦×横の寸法で書いていきますが、今回作るのは「クッション」なので、2mm程度一回り小さい寸法(86×43)で作図して、作ったときにドンピシャで中に収まるようなサイズ感にします。
2) そしてその上下に前後面(今回は厚さ25mm)をとって、そしてまた上下に表面の縦寸法-10mmをとります。緑色の部分が底面で、少し暗くなっている部分は重なるところ。
3) 今度はその横に厚さ(25mm)/2=12.5mmの寸法と、縫い代を5mmとります。
4) それぞれ底面の重なる部分と前後面1/2のところにノッチをつければ、これで作図及びパターンは完成です。
裁断・縫製
必要なもの
小物入れ、羊毛(ウール100%)、布(ブロード等)、糸
型紙を作ったら布を裁断しましょう。
今回はふわっと作りたいので、バイアスで作ることにします。
こちらがその裁断した布。
まずは前後面のノッチを参考にして布を折り畳んで、正しい位置で重なり合っていることを確認してから、5mmで縫います。
もちろん手縫いでもいいです。
両端を縫ったら、
角の部分を三角に折り畳んで、12.5mmで縫います。
4カ所縫ったらもう終わり。
三角の部分は5mm程度残して裁断してしまっても大丈夫です。
ひっくり返すと見事に立方体。
そしたらお次は中に羊毛を入れていきます。
ちなみに羊毛がない場合は、毛100%の毛糸の切り刻んだものや、コーヒーを入れ終わった後のかすなどでもいいようです。
羊毛や毛糸の場合は「毛100%」なのが重要で、針の錆を防ぎ、長持ちさせることが出来ます。
長く一続きになっている場合は細かく切って、毛をほどくように混ぜ合わせると、
ご覧の通りふわっふわ〜になって隙間無く羊毛を詰めることが出来ます。
ヘイお待ち!
出来ました!
まるでいなり寿司のような形とサイズ。
早速バリボックスに収納してみましょう!
完成!サイズはどうか・・・
ピタッ
ドンピシャ!!
ピンをさしてみても・・・
高さもちょうど!
思った通りでいい出来だと思います!!
蓋もついているので、とっても安全。
エスニックな小物入れが、立派なピンクッションに変身することができました!!!!
「いいじゃないの」
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まとめ
今回のように、小さくて何に使っていいかわからないような、微妙のサイズの小物入れって、探せば結構あったりします。
デザインはかわいいから何かに使ってあげたい!って方は是非、今回の記事を参考にして、ピンクションとして使ってあげてみてはいかがでしょうか!
では!
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