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動物に隠された意味の事典「動物シンボル事典」を紹介しよう。

印象ってやっぱり大事だね。

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表現の中に秘めた動物の「意味」をまとめた本

部屋を身軽にするためにも、可能な限り紙の本を買うことを控え、徐々に電子書籍に移行していきたいと考えている今日この頃な私です。

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そのため引越し前には大量の本をブックオフへと売りさばきましたが、とはいえどうしても手元に置いておきたい本は何冊かはございます。

電子書籍ももちろん良いとは思いますが、正直誰も注目しないようなマニアックな本についてはまだまだ品揃えも追いついていないでしょう。

例えばこんな、

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動物シンボル事典

神話や絵画、文学や占星術に登場するような動物の、シンボルとしての「意味」をまとめたなんともマニアックな学術本です。

結構前に図書館で発見して、何の気なしにぺらぺら見てたらめちゃくちゃ面白い内容であったため、少々値段が張りますが、どうしても手元に置いておきたいという事で購入しました。

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総ページ数410ページでボリュームもすごいです。

本自体は布製のハードカバーで高級感抜群。

内容は事典形式で、動物の名前ごとにあいうえお順で記載されており、1ページから順に読み進めていくような感じではなく、調べたい動物ごとに読んでいくというような流れかと思います。

実在の動物のみならず、中にはセイレーンや ケンタウロスやテューポーンなどなど、想像上の動物も数多く記載されております。

本の帯には記載動物の総数400と書いているように、全てを完全に読解していく自信は全くありませんが、ぺらぺら適当にめくってその時目に止まった動物について適当に読んでいくだけでも、新しい知識に毎回出会え、気づけば長時間見入っています。

地域ごとに意味付けが違うのも面白い。

身近な動物で言えば、例えば鳩。

鳩といえば平和の象徴と認識してましたが、それは「白鳩(dove)」の話。

あちらこちらでみる一般的な鳩(pigeon)は、インドでは貪欲の象徴とされ、豚(無知の象徴)や蛇(怒りの象徴)と一緒に仏画などにも描かれているようです。怖っ。

他にも例えば「リス」は、勤勉な貯蓄と確実な投資をするイメージで銀行なんかで象徴的なマークとして扱われることが多いようですが、一方で物覚えが極端に悪く、自分がどこに蓄えたのかをすぐに忘れてしまうため「災いの種」としての象徴でもあるようです。

また、この本の著者はフランス出身なため、記載されている動物や補足の情報が大分西洋よりの話な話が多く、ギリシャ神話だとか、その辺の知識がないと理解することが難しい内容が多々あります。

私はその辺についてはさっぱりなため、その都度調べるなりしてなんとかしてついて行こうとするか、飛ばして読むかのどっちかです。

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とはいえ自分なりに読み進めていくと、動物ごと様々な共通点や分類を発見できることがまた楽しいです。

空を飛べる動物は常に理想の対象になっていたり、地を這う動物は常に蔑まれていたり、太陽の象徴があれば月の象徴もあり、強い動物もいれば弱い虫もいて、食物連鎖に関係して動物に優劣をつけるなど、いろんな要素が起因して、人間は動物に意味を付け、そして表現します。

美術館に行くのが趣味の方や、そうした勉強をされている学生さんなんかには、特に勉強になる内容なのではないかと思います。

そんなわけで「動物シンボル事典」の紹介でした。

1989年出版なため大分古い本ですが、興味のある方は是非チェックして見てはいかがでしょうか。

では!

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