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【六斎日とは何なのか?】1ヶ月の中で自己管理を徹底する日を設定しよう。

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規則正しい生活という「イベント」の提案

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母の日や父の日、バレンタインやクリスマスなど、世の中には様々なイベント行事が存在します。

ハロウィンやイースターなど、昔は全然浸透していなかったような行事も近年では市民権を得て、カレンダーには様々なイベント事が増えていきます。

そもそもイースターって何?ハロウィンって何のためにするの?

この記事を見ているあなたがどこの国出身の人かはわかりませんが、日本語のこの記事に興味を持ってくださっている以上、日本住んでいる可能性は高いです。

個人的には、正直他の国のイベント事なんてどうでもいいのです。

人の家の引越記念日を祝っている様なものです。

友達の誕生日なら喜んで祝います。

でも自分の家にいる時にわざわざ友達のためと思ってケーキ買って食べたりはしないです。

クリスマスなんてそういうことじゃね?

友達のお父さんの誕生日を自宅で祝っている様なものです。(*個人の意見です)

このままスマホゲーム並みの頻度でイベントが発生していってしまえば、何百年かしたらもう毎日が祝祭日なのではないでしょうか?

それはそれで大賛成ですが、とはいえそれでは体が持ちません。

日本には昔から六斎日という斎日が存在します。

斎日というのは身を慎むべき日のことで、六斎日とはその名の通り、身を慎むべき6日間を1ヶ月の内に設定し、その日は行動をあらためましょうね、ということ。

六斎日とは、特に身を慎み持戒清浄であるべき日とされた6日。毎月の8日・14日・15日・23日・29日・30日をいう。在家では、この日に八斎戒を守る。(参考:コトバンク

在家とは単純に出家していない人のことです。お坊さんでもなんでもない人。そんなわれわれ一般人はこの六斎日に以下の項目を守るべきとされております。

  1. いかなる生き物も、故意に殺傷しない。
  2. 故意に他者の所有物を盗まない。
  3. すべての性行為から離れる。
  4. 偽りの言葉を語らない。
  5. アルコール類を飲まない。
  6. 立派な寝具や坐具でくつろがない。
  7. 化粧や香水、宝飾品などで身を飾らない。また、音楽や演劇等を為さず、故意に鑑賞しない。
  8. 正午から日の出まで、固形物を口にしない。

参考:法楽寺 – 八斎戒とは

当然、こうした規則が設定された当時と今とでは時代が全く違います。

もちろん上記の通り実践するのは非常に熱心だとは思いますが、重要なのは自分を戒める心です。

例えばこの日はスマホを過度に見ないとか、ゲームをしないとか、テレビを見ないとか、インターネットをしないとか(このブログは別)。

もちろんタバコを吸わないとかお酒を飲まないとかもそうです。

そうした身を慎んで生活するという習慣を、カレンダー上に具体的な日付として設定し、それを実行すれば、もちろん体にとってもいい事ですし、なにより精神的に落ち着きます。

「休みの日だから旅行しよう」

これは気分転換に他なりません。ある種のの現実逃避。

普段の生活を抜け出すことによって心身共にリラックスできる環境をゲットしに行っているわけです。

六斎日も同じです。

普段の不摂生な生活から逃避して、あえて健全な生活を試みることによって、いつも見ている日常も、普段とは違った景色に感じるかもしれません。

難しい言葉を色々並べましたが、要はリフレッシュ方法の提案です。

1ヶ月のうちで6日ぐらい、スマホ禁止な日を作ってみるのも、視野が広がって面白そうです。(このブログは見て)